2019.6.8~9
第1回
信愛教育の根幹を感じ、信愛ではたらくことの意義を考える。
~信愛教育の根幹を再確認し、全教職員で共有する~
大阪信愛学院は今年、創立135年を迎えました。これまでの歩みを感謝するとともに、次の150に向かって、更に、 信愛教育の根幹を正確に理解し、共有して教育活動にあたることができるよう、今年度第1回 新任教職員研修会が、 学院の設立母体である日本管区仁川本部修道院アンティエの家で開催されました。研修会は、 ①「ショファイユの幼きイエズス修道会と大阪信愛学院の歩み」について、Sr.牛尾康枝から説明を聞き、建学の精神を再確認するとともに、ショファイユの幼きイエズス修道会が現在行っている国内外における宣教活動等、映像をとおしての紹介。 ②「カトリック学校の教職員に求められるもの」をテーマに、大阪教区:アベイヤ司教様による講話。 ③「学院が求める教育」をテーマに、理事長Sr.岩熊美奈子による講話。それぞれの講話についての分かち合い。 聖堂訪問、先人たちが眠るメモリアル・ホール訪問、ルルドの聖母マリア洞窟参詣、修道院の資料展示室見学など楽しい研修の時を過ごすことができました。 |
私たちが大切にしている信愛教育とは何だろうか。その信愛教育の根幹を私たちは、正確に理解し、共有して教育活動にあたっているだろうか。その根幹を共有することは、全教職員が同じ方向を向いて教育活動にあたるための最善の方法であると考える。信愛の教育活動に多くのシスター方が携わっていたころ、これらのことは随所に語られ、教職員にも浸透していた。しかし、今、私たちは修道会の高齢化や人材不足という大きな問題に直面している。現在、大阪信愛学院のアイデンティティーを保つことが容易ではなくなっている。だからこそ、私たち教職員が信愛教育を再確認し、創立者の精神を受け継いで一致協力し、信愛教育をすすめていかなければならない。 ”大阪信愛学院:信愛教育推進担当” |
資料展示室見学
聖堂訪問
メモリアルホール訪問
メモリアル・ホールでは、信愛学院の創立者をはじめ、生涯を日本の福祉と教育に捧げ
尽くした先人方、また私たちに関わりある方々を思い起こし、ご冥福をお祈りしました。
仁川の恵まれた自然を存分に味わい、鶯の鳴き声を聞きながら、
きれいな空気をいっぱい吸って、それぞれが研修の実りを携え
本部修道院を後にしました。
仁川本部修道院の ●聖 堂 ●資料展示室 ●「ルルドの聖母」 洞窟 ● メモリアル・ホール