ハイチ共和国における創立2017年

ショファイユの幼きイエズス修道会は、現在、フランス・日本・カナダ
ドミニカ共和国・アフリカチャド・カンボジア・ハイチにおいて宣教活動に従事しています。




 ハイチは東にあるドミニカ共和国とイスパニョーラ島を分け合うカリブ海の国です。2010 年の地震から復旧途上にありますが、19 世紀初頭にさかのぼるハイチの代表的な建物の多くは無傷のまま残っています。有名な建物には、山頂にある巨大な要塞シタデル ラフェリエールや、その近くにある国王アンリ1 世の居城であったバロック様式のサンスーシ城跡などがあります。
首都: ポルトープランス   設立: 1804年1月1日  人口: 1085万 (2016年)  公用語: フランス語、
ハイチ語    面積:27,750平方キロメートル(北海道の約1/3程度の面積)(2015年)







ハイチ宣教スタート!


2017年9月からハイチ共和国における宣教奉仕活動のため、
シスターマジェラとシスター小井手惠美子が派遣されました。


ハイチにおける召命の集い

 

 「教育を受けられない子どもたち」

ハイチと日本と両国の大きな違いは、何よりも国民が受けている教育の差だと言えます。日本は江戸時代の寺子屋に始まり、明治時代には義務教育が徹底され、国民のほとんどが読み書きできるようになりました。また、より高度な教育を受ける機会もあり、考える力や行動力を育てることができます。
そのため日本人は、世界中の人々も自分たちと同じような教育環境にあると錯覚してしまうかもしれません。しかし途上国には、自分の名前さえ書けない人も大勢居ます。
ハイチでは、成人の識字率は62%です(「2010年世界子供白書」より)。国の貧しさや政治の混乱により、子どもたちの約半数は学校に通うことができず、水汲みや幼い弟妹の世話などの家事労働をする子どももや、ストリートチルドレンとして自分の命を守ることに精いっぱいな子どもも居ます。
そもそも地域に学校が無いこともあり、子どもたちは教育とはかけ離れた環境で育っていて、ハイチの就学率は初等教育50%、中等教育19%と極めて低い状況です(「2011年世界子供白書」より)。さらに児童労働率21%、児童婚率30%、ドメスティック・バイオレンス(DV)率29%と、子どもたちはとても過酷な状況に置かれています(「2011年世界子供白書」より)。