死者の月に寄せて墓参!




 創立165年を迎えたショファイユの幼きイエズス修道会は、1859年(江戸時代)フランスのショファイユで創立されました。人類を愛するあまり、マリアにおいて幼子となられた神の愛を、地の果てまでも伝えたいと熱望していた創立者は、かつて修道院付き司祭であったプティジャン司教の要請に応えて、1877年(明治10年)シスター達4名を日本に派遣しました。シスターたちは、苦しむ人々、特に青少年、病人、老人、障害を持っ人々の命への奉仕とキリスト教的教育をとおしてイエスの愛を証しする使命を生きました。この宣教活動は現在も引き継がれています。シスターたちは母国に一度も帰国することなく日本において無償の愛!にひたすら生涯を捧げました。この度の墓参をとおして先人たち、特にフランス人のシスターたちへの感謝を新たにいたしました。



”死者の月”を迎えた2024年11月 3日:修道院の庭にある
メモリアルホールに集い、亡くなった会員のため祈りを捧げました。



ひとり子イエスによってご自身への道を示された神よ、「私を通らなければ、だれも父のもとに行くことはできない」と仰せになった主キリストを信頼して祈るわたしたちのことばに耳を傾けてください。キリストを信じた姉妹たちと共にわたしたちもいつかみもとに集い、あなたを永遠にたたえることができますように私たちの主イエス・キリストによって。アーメン。 


 救いの源である神よ、あなたの招きに応えて信仰の道を歩んだ修道家族のために祈ります。キリストのうちにあふれる豊かな恵によって、全生活を奉献した姉妹たちが、復活した時、あなたのうちに目覚め、救いの日を喜び迎えることができますように。私たちの主イエス・キリストによって。アーメン。